HOW TO お出かけ時に気をつけたいこと 本当に知ってる?しつけの意味としつけ方

1. イントロ 意外と知らないしつけの基本 そもそもしつけって何だろう?どうしてしつけが必要なんだろう?まずは、しつけの基本のキを知っておきましょう!

LESSON1. しつけの意味を考えよう

しつけができているイヌって? しつけ上手な飼い主って?知っている
つもりで意外と知らない、最新のしつけの常識をおさらいしましょう!

LESSON 1.

「合図に従う=しつけができている」ではない

飼い主が「オスワリ」と言うと座るイヌを見たら、しつけができていると思いますか?
しかし、しつけとは本来、イヌを号令に従わせることだけではありません。
しつけとは、イヌが人間社会でうまく生活するために必要なことを、飼い主が教えてあげること。人間で言えば、あいさつの仕方や、友達とうまく遊ぶにはどうしたらいいかなどを学ぶ、幼稚園から小学校低学年ぐらいの教育と同じです。
「オスワリ」などの言葉を教えるのは、コミュニケーションをとるための共通言語を作るため。イヌと飼い主とのキズナを作ることが、しつけの本来の目的なのです。

しつけ方上手な飼い主は愛犬に失敗させないもの

“しつけ”というと、厳しくしかって教えることをイメージする人もいるかもしれません。けれど、イヌのしつけはまったく逆。いかに失敗させないか、そしていかにほめるかが大切です。
例えば、まだトイレを覚えていない子犬であれば、排泄しそうな素振りを見せたら、トイレ以外の場所でしてしまう前に、トイレに連れていきます。そして、正しい場所で排泄できたら、すかさずほめます。
こうして、イヌにどうすれば良いかを考えさせ、ほめてやる気を引き出せるのが、しつけ方上手な飼い主なのです。

食器を見たらオスワリ。これはただ儀式になっているだけ

毎日食事を与える前にオスワリさせていると、飼い主が食器を持ったのを見ただけで、座るようになります。これは決して悪いことではありませんが、「オスワリ」という合図を認識しているとは言えません。食事の前に座ることが習慣になっているだけです。
「オスワリ」という言葉を合図として、言われればいつでもどこでも座ることができる。これが「オスワリ」という動作ができるようになったということです。

イヌに伝わりやは視覚 > 聴覚

イヌではコミュニケーションにはその豊富なボディランゲージを多用するので、相手の姿勢や身体の動きをよく見ています。そのため、耳で聞く言葉の合図よりも目で見る合図の印象のほうが強くなります。
例えば、「マッテ」という言葉を知っていると思っていても、案外そのときの飼い主の手の動きや、身体を前に倒しているなどの動作で理解していることも多いのです。
イヌは手の合図(=ハンドシグナル)のほうが理解しやすく言葉の合図はイヌにとって理解しづらいことを知っておきましょう。

イヌに伝わりやすい言葉を選ぶのも大切

飼い主からすると、「オスワリ」と言ったら愛犬が座るようになるのは、「オスワリ=座る」という言葉の意味を理解したように思うかもしれません。しかし、イヌにとっては「オスワリ」は単に記号でしかありません。そのため、「スワレ」「スワッテ」などバラバラの言葉を使わず、家族で統一することが大切です。また、イヌに伝わりやすいよう、できるだけ短くわかりやすい言葉にしましょう。