HOW TO お出かけ時に気をつけたいこと 本当に知ってる?しつけの意味としつけ方

2. 基本編 キズナを深める5つの共通言語 愛犬とコミュニケーションをとり、キズナを深めるうえで、教えておきたいのが、オスワリ、フセ、マッテ、オイデ、ツイテの5つ。正しい教え方を知って、5つのキズナ語を完全マスターしましょう!

以下に紹介する練習を繰り返して、オスワリ、フセ、マッテ、オイデ、ツイテを、イヌとの共通言語=キズナ語にしましょう!
オスワリ、フセ、マッテ、オイデ、ツイテの5つは、イヌに何かをしてもらうときの行動の基本形になる合図です。これらができれば、愛犬に自分の近くにいてもらうことができ、それによって、愛犬を危険から守りやすくなるのです。最終的にはハンドシグナルだけ、言葉だけ、どちらでもできるのが理想です。

LESSON. KIZUNA - GO “OSUWARI”

オスワリ

オスワリは、イヌを落ち着かせたいときや、イヌの行動を制したいときなどに、さまざまな場面で役立ちます。例えば、ご飯やオヤツ、オモチャを与えるときや、玄関から出る際にイヌが先に飛び出さないようにしたいとき、散歩中の信号待ちのときなど、日常的なシーンでもうまく使いたいものです。また、特に大きい犬の場合は、よその人に会ったときに、イヌを落ち着かせ、人を恐がらせないためにも、オスワリは必須と言えます。ちなみにここで言うオスワリとは、飼い主が「オスワリ」と言ったらイヌがおしりを床につけて座り、「OK」の合図が出るまで座り続けることを言います。

STEP1. 誘導で教える

誘導してオスワリの姿勢を教える

ごほうびを握った手をイヌの鼻先に持っていき、頭の上に引き上げる

座ったらほめてごほうび

イヌのおしりが床についたら、ほめて握った手を開きごほうびを与える。まずは、オスワリの姿勢をとるといいことがあると教える

オスワリをキープすることを教える

オスワリの姿勢をキープしたまま、イヌが飼い主を見上げたらほめてごほうび、を繰り返す

オスワリを解除する

イヌが飼い主を見上げてオスワリをしているときに、「OK」と解除の合図を出し、イヌが立つように誘導する。このとき、リードを引っ張って動かすのではなく、イヌの背後に回るなどしてイヌが自ら立ち上がるようにする。また、イヌが動いてしまう前に、解除の合図を出すようにしよう

POINT 中・大型犬の場合

小型犬の場合は、飼い主も座ったほうが教えやすいですが、中・大型犬の場合は、飼い主は立ったほうが教えやすいでしょう

STEP2. ハンドシグナルを使って教える

人差し指を立てて、上に上げる

左手にごほうびを持ち、右手の人差し指を立てて上に上げ、オスワリのハンドシグナルを出す

座ったらほめてごほうび

イヌのおしりが床についたら、ほめて握った手を開きごほうびを与える。STEP1と同じように、オスワリの姿勢をキープすることを教える

オスワリを解除する

「OK」と解除の合図を出し、イヌが立ちあがるように誘導する。オスワリの練習は、必ず「OK」の解除とセットで行うこと

STEP3. 言葉で教える

「オスワリ」と言葉の合図を出す

ハンドシグナルできちんとオスワリができるようになったら、「オスワリ」という言葉の合図をつける。まず「オスワリ」と言葉の合図を出す

小さくハンドシグナルを出す

小さくオスワリのハンドシグナルを出して、イヌにどういう行動をしたら正解か、ヒントを与える

座ったらほめてごほうび

イヌのおしりが床についたら、ほめて握った手を開きごほうびを与える。STEP1と同じように、オスワリの姿勢をキープすることを教える

オスワリを解除する

「OK」と解除の合図を出し、イヌが自ら立ちあがるよう誘導する。何度か繰り返し、最終的にはハンドシグナルなしでも、言葉だけでオスワリできるようにする

POINT ごほうびの位置の高さに注意を!

誘導でオスワリを教えるときに、ごほうびを握った手の高さに注意しましょう。高すぎるとイヌの前脚が床から離れてしまいますし、低すぎるとうまくオスワリできず、正しい姿勢を教えることができません。