HOW TO お出かけ時に気をつけたいこと 知っておきたい!お出かけに潜む 皮膚病のリスク

2. お出かけで起こりがちな皮膚トラブルとは?イヌとのお出かけ中やお出かけ後によく見られる皮膚トラブルには、どんなものがあるのだろう?まずは皮膚とお出かけの関係をチェック!

SKIN-DISEASE 2.

CHECK1. 洗浄に注意

夏の暑い時期には、お出かけ先の海や川でイヌを遊ばせることもあるのでは?海や川で遊ばせた後は、濡れたカラダをそのまま拭いて乾かしたり、ドライヤーを使うことがあると思います。イヌの皮膚は個体差があり、乾かし方も色々です。それぞれの肌に合ったほどよい乾燥を探してください。

【乾かし残しがちな部分】 ①耳の中 ②足の指の間 ③お腹の下 ④シッポまわり

CHECK2. 草むらに潜むノミ・ダニに注意

お出かけで気になる外部寄生虫といえば、ノミとダニ。ノミは春から夏にかけて繁殖しやすく、山の中や川べりなどの自然の中に限らず、どこにでもいるため、完全に防ぐことは難しいです。ノミはつくものと考えて、ついても発病しないように予防しておくことが大切です。
一方ダニは、郊外の山や森の中、川原などの草むらに潜んでおり、そういった場所に近づかないようにすれば、ある程度は避けられます。ダニによって皮膚病を起こすことはまずありませんが、ダニが媒介となって起こるバベシア症などの病気もあります。いずれにしろ、事前に薬などで対策をしておくことが大切です。

  • ノミが好む場所

    ノミの幼虫は光が苦手なため、部屋の四隅や家具のすき間などの暗く湿った場所によくいます。また、イヌのベッドやケージの中、カーペットや床など、イヌが長い時間を過ごす場にも多いです。

  • ダニが好む場所

    郊外の山や森の中、川原などの草むらに潜んでいます。イヌに寄生するときには、目のまわりや耳、脇や股、指の間などの、皮膚の柔らかい場所を刺して吸血します。

CHECK3. お出かけ先に潜むその他のキケン

その他にも、肉球のヤケドやケガ、生物に噛まれたり刺されたりなどの皮膚のトラブルが、お出かけ先でも起こり得ます。異常に気付いたら、自己判断せず、獣医師に相談するようにしましょう。

  • 海・川に潜むキケン
  • ● 足場の悪い岩場や、サンゴ、ウニ、釣り針での肉球のケガ
  • ● クラゲやアカエイ、ゴンズイ、オコゼ、カサゴの仲間などの生物に刺されてのケガ

  • 草むらに潜むキケン
  • ● 毒性のある植物を食べてしまう
  • ● 尖った枝でのケガ
  • ● ヘビに噛まれる
  • ● ハチに刺される
  • ● ヒキガエルを咥える(ヒキガエルから分泌される毒素による中毒症状)

COLUMN イヌのカラダを守る皮膚って実はたくましい!

皮膚とは、カラダの中と外の境界にある生体膜で、もともとカラダを守るためのもの。表皮のいちばん外側にある角質層が、外からの刺激、乾燥、紫外線などによるダメージからカラダを守る、バリアの役割を果たしています。逆に言えば、皮膚はちょっとやそっとの環境の変化や刺激などで大きなトラブルにならないように、たくましくできているのです。皮膚が外界からカラダを守ってくれているからこそ、イヌたちは外で元気に遊ぶことができるのです。